森田さん

少し前の事ですが。

各務原で木の器などを作ってらっしゃる
森田孝之さんに会いに行ってきました。

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ものすごーく久しぶりに木曽川の堤防沿いを走ったのですが、
小さい頃、運転好きな父親と一緒にドライブと称してよく来ていたなぁ...と
懐かしく思っていたら、あっという間に到着(笑)。
この堤防沿いは桜の木がいっぱい植わっているので、
今頃、とてもきれいでしょうね。


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(↑)ディナーの前菜やスープででよく登場する
この丸い木の器が森田さんの作品です。


森田さんはもともとは営業のお仕事をされていましたが、
やっぱり何か作りたいと、今の道に進まれたそうです。
今は器は花器などを中心にされているようですが、
以前は家具なども作られていたようで、
お話をお伺いしながらも


それ、き、き、き、気になるーーーっ!!


...ってなってました(笑)。
器でも素敵なのに、家具ってっ!
そんなん言われたら気になっちゃいますよねぇ。


そんな森田さん。
私たちよりもほんの少し先輩ですが、
ほぼほぼ同世代ということもあり、
むかーしむかしなお話もとても楽しい時間でした。
お話の途中、思うことが似ているように感じて、
心が穏やかになる感覚と言いましょうか、
上手く表現できないのですが、
どこかホッとするような気持ちになったりして...。

ゆっくりお話ができたことで、
森田さんの木の器たちからも森田さんのお気持ちが伝わるような
命がまたさらに吹き込まれたように感じて、
より好きになってしまった気がしてます!

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(↑)これはお花のような形の輪花皿。

森田さんは森田さん自身が感じるバランスを大切にしているようで、
そういったことも考えながら作られているというお話でした。

森田さんとしては形のことをおっしゃってましたが、
他のことでも言えると思うのですよね。
どんな良いものでも何も考えずにいると
どこか違和感を感じたり、
その良さが色褪せてしまうような
何かが半減してしまうように感じることがありますし、
逆にバランスを取りすぎちゃって
なーんか妙に気持ち悪く感じちゃうこともあったりと、
その時々でいろいろ。
だからこそ、おもしろい!と思うのですけどね。
日々の仕事の中にもそういう気持ちになることが、
ちょこちょこあります。


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(↑)森田さんの木の器でスープのお皿を受けると、
とてもかっこよく感じます。


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(↑)ウチの細々した前菜をのせると、温かみを感じて
あらカワイイ〜♪って思うことが多いかなぁ。
用途によって見え方が変わるのも、器のおもしろさですね!


今回、森田さんにお会いできて本当によかったです。
これからも森田さんの器などの作品を通して、
いろんなことを感じられるといいなぁ...と、とても楽しみです!




by gcpt | 2020-03-30 16:31 | 日々の出来事

楽しい料理と自由なワインのある草食系食堂ゴッチャポントです。ブログではディナーでお出ししている食材やお料理を中心にご紹介してます。


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