2018年 08月 21日
コイノハナシ。
少し前ですが、岐阜の天然真鯉が入荷しました!(←そう、コイはコイでも「鯉」のハナシっていう....)
丸々と太った真鯉は、もう見た目がマグロや鮭のようで(↓下の写真が真鯉です)、まずその様子にビビりまくり!(滝汗)しっかりと脂も乗っていて、こんなの見た事無い〜〜〜(笑)。自然界というのは何が起こるか分からなくって、本当に恐ろしいです...。
鯉といえば洗いぐらいしか思いつかなかったのですが、それよりも何よりも、この真鯉、なんか様子が違う。色も、身の大きさも、身の厚さも、雰囲気も!
鯉って、この下の写真(↓)のヤツですよねぇ。(※この写真はイメージです)
そんな真鯉を前に、どーしたもんかなぁ〜と悩んでいたのですが、イタリアでは淡水魚を丸焼きにしてパンに挟んだり、オイル漬けにしたりするようで、ん?オイル漬け?
「あー、オイル漬け、美味しそー!!」(←もうすっかり頭の中はツナサンドのイメージですw)
と、鯉のオイル漬けを作りまして、クロスティーニにして前菜の1品に。真鯉ですけど『自家製ツナ』ってことで!( ´ ▽ ` ) これならすぐに食べ切らなくても保存も出来て、最後までちゃんと使えるのも嬉しい〜♪
こんな感じでドライトマトと一緒にクロスティーニに。臭みがない鯉だったので、どんな仕立てにしても美味しいですね〜!
現在では天然の鯉を捕まえる人もそんなにいる訳ではなく、この夏の時期には誰も獲りません。(正直、他のお魚の方が面白いですしねー)獲ると言えば、冬の鴨の網猟の「ついで」に捕まえるぐらい...。天然の真鯉はなかなかお目にかかれる食材ではなくなっているのですよね。
昔は鯉はお腹が痛い時のお薬だったようで、お腹イタイ〜ってなると「コレでも食っとけ!」と言うのが鯉だったそう。(師匠・談)「薬用魚」「療養魚」なんて言われて栄養価の高い食材としても昔は親しまれていたんです。確かにウチの父も鯉を食べにいくぞ!というのは「美味しい料理を...」というイメージではなく「滋養強壮」のイメージで欲していたなぁ...と思い出したりしてました。(子どもの頃、両親と岐阜へ鯉を食べによく行ってました。)
そんなこんなな真鯉。またいつか、こんな鯉に出会えるだろうか?....なんて思いつつ、本当に良い経験をさせて頂きました!コイサンド、美味しかったです〜♪
食材も出会い、タイミングで随分と違ってくるんだと思いますが、毎回毎回、いろんなことがありすぎて、時々消化不良を起こしちゃったりもするのですが、それでもとても刺激的で、もっともっと美味しくしたいという気持ちが強くなりますね。もし次回、またこんな真鯉に遭遇する事があれば、今回よりももう少し、鯉に振り回される事無く(笑)、料理としても美味しくなっているといいなぁ〜。
という訳で、もう終わってしまった食材ですが、コイノハナシでした〜〜〜。
丸々と太った真鯉は、もう見た目がマグロや鮭のようで(↓下の写真が真鯉です)、まずその様子にビビりまくり!(滝汗)しっかりと脂も乗っていて、こんなの見た事無い〜〜〜(笑)。自然界というのは何が起こるか分からなくって、本当に恐ろしいです...。
鯉といえば洗いぐらいしか思いつかなかったのですが、それよりも何よりも、この真鯉、なんか様子が違う。色も、身の大きさも、身の厚さも、雰囲気も!
鯉って、この下の写真(↓)のヤツですよねぇ。(※この写真はイメージです)
そんな真鯉を前に、どーしたもんかなぁ〜と悩んでいたのですが、イタリアでは淡水魚を丸焼きにしてパンに挟んだり、オイル漬けにしたりするようで、ん?オイル漬け?
「あー、オイル漬け、美味しそー!!」(←もうすっかり頭の中はツナサンドのイメージですw)
と、鯉のオイル漬けを作りまして、クロスティーニにして前菜の1品に。真鯉ですけど『自家製ツナ』ってことで!( ´ ▽ ` ) これならすぐに食べ切らなくても保存も出来て、最後までちゃんと使えるのも嬉しい〜♪
こんな感じでドライトマトと一緒にクロスティーニに。臭みがない鯉だったので、どんな仕立てにしても美味しいですね〜!
現在では天然の鯉を捕まえる人もそんなにいる訳ではなく、この夏の時期には誰も獲りません。(正直、他のお魚の方が面白いですしねー)獲ると言えば、冬の鴨の網猟の「ついで」に捕まえるぐらい...。天然の真鯉はなかなかお目にかかれる食材ではなくなっているのですよね。
昔は鯉はお腹が痛い時のお薬だったようで、お腹イタイ〜ってなると「コレでも食っとけ!」と言うのが鯉だったそう。(師匠・談)「薬用魚」「療養魚」なんて言われて栄養価の高い食材としても昔は親しまれていたんです。確かにウチの父も鯉を食べにいくぞ!というのは「美味しい料理を...」というイメージではなく「滋養強壮」のイメージで欲していたなぁ...と思い出したりしてました。(子どもの頃、両親と岐阜へ鯉を食べによく行ってました。)
そんなこんなな真鯉。またいつか、こんな鯉に出会えるだろうか?....なんて思いつつ、本当に良い経験をさせて頂きました!コイサンド、美味しかったです〜♪
食材も出会い、タイミングで随分と違ってくるんだと思いますが、毎回毎回、いろんなことがありすぎて、時々消化不良を起こしちゃったりもするのですが、それでもとても刺激的で、もっともっと美味しくしたいという気持ちが強くなりますね。もし次回、またこんな真鯉に遭遇する事があれば、今回よりももう少し、鯉に振り回される事無く(笑)、料理としても美味しくなっているといいなぁ〜。
という訳で、もう終わってしまった食材ですが、コイノハナシでした〜〜〜。
by gcpt
| 2018-08-21 17:25