2018年 07月 05日
マナガツオは美味しいお魚です!

下関から届いたマナガツオをソテーで。
皮面をパリパリに焼いて、身はふっくら。マナガツオはキュッと締まった身質なので、ふっくら仕立てると、しっとりと美味しく食べ応えもあります。生姜をきかせた焼き茄子のピューレとよく合いますよ〜!
マナガツオは初夏を代表する上品な白身魚で、皮が銀色、そして、かなーりの小顔さん。小顔という事は、食べれる箇所が多い(!)ってことになりますねぇ♪(うれし〜〜〜!!)
な、なのに!いつも「カツオかぁ」と言われてしまう切ないお魚でもあったりします。(ガーーーーン!!!!!)しかも、何故かカツオのイメージって良くないのですよね〜。なんででしょ?美味しいカツオは本当にステキなお魚なのに.......(悶々)
......と、カツオに話がそれました(汗)。マナガツオに戻しますね!
魚としての分類も結構早い段階から違います。マナガツオが
「硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区刺鰭上目スズキ系スズキ目イボダイ亜目マナガツオ科マナガツオ属」
であるのに対し、カツオは
「硬骨魚類条鰭亜綱新鰭区刺鰭上目スズキ系スズキ目サバ亜目サバ科マグロ族カツオ属」
です。ね〜、全然違いますよね。そして、これ(↓)がマナガツオの全貌です!

全然カツオじゃないですよね〜〜〜。見れば見るほどに愛くるしい!(笑)
西日本でしか漁獲できないマナガツオ。美味い魚なのですが「鱗がはがれやすいこと」「鮮度の落ちしやすい」など、流通上の壁が数多くあったりもします。それもあっての、いまいちマイナーなお魚なのかもしれないですね。なので、漁獲できる関西では高級魚として扱われますが、関東から北ではマイナーなお魚だったりします。それも知名度の低さに関係しているかもしれないですね。(最近では昔に比べ流通が良くなったようで、関東以北でも随分と見かけるようになったそうですよ!)
初夏がマナガツオ。ほんとーーーに美味しいお魚なので、ぜひぜひ、召し上がってくださいね!!
by gcpt
| 2018-07-05 07:54
| お料理(食材)のコト