2016年 02月 29日
ジダリッヒ/ヴィトフスカ 2011

ジダリッヒのヴィトフスカ。なんとなーく春っぽい。何が春っぽいかというと、キラキラした雰囲気が春っぽい。
.....って、よく分からないですよね(汗)。
.....ま、いいか(滝汗)。
このジダヒッリのヴィトフスカ 2011年ですが、少し前に買ってはいたものの、なんなーく使うタイミングを見つけられずにいました。
なんとなーくなイメージではありますが、ヴィトフスカというブドウを使ったワインは、美味しいなと思う味わいを感じるまでにとても時間のかかるように思う事があります。リボッラ・ジャッラとかもそうかも。
ただ、こういうイメージを持つワインは、ミネラル感を伴う味わいがお料理にもガッツリ寄り添ってくれ、さらにはワイン単体でも飲み応えのあるので、とっても楽しいブドウ品種でもあります。
このところ春が近いからか、他のワインのイメージが少しずつ表情を変え始めているのもあって、このジダリッヒのヴィトフスカもどうなっているかなぁ?と少し気になり始め、昨日、グラスワインとして開けてみました。
あ〜ら、美味しい♡
.....って、結局、こうなっちゃうんですけどね(笑)。
キリっとしてるのですが優しく、液体から感じる味わいのキラキラっぷりに可愛らしさすら感じちゃいました。まだまだ先のあるワインだとは思いますが、今頂いてもとっても美味しいミネラル感がたまりません!お料理もウチにあるお料理なら、そんなに細かく選ぶ事もない様に感じます。いろんな意味でステキなワインですね〜。
このジダリッヒがワインを作るフリウリは、カルソと呼ばれ石灰質の非常に強い土壌です。カルソとはなんぞや?と思われるかもしれませんが、ドイツ語のカルストの方がまだ馴染みがあるかも。このカルソ、ブドウ栽培に適していて、名高いワイン産地が多いともいわれているんですよ〜。
まだまだパワーを感じるのでもう少し時間をかけて柔らかくなっても美味しそうですし、使い切ってしまうのは惜しい様な気もしてて。春のお天気みたいに気持ちが揺らぎますね。あー、悩ましいです(笑)。
by gcpt
| 2016-02-29 10:43
| イタリアワイン