単純であって難しく、難しいけど単純。

ジビエのお肉達や天然鮮魚達、
天然キノコや山菜を扱っていると、
あれ?っと思う事があります。

一部を除くのですが、
通常の飼育や栽培の物では感じ得ない力強さと言うか、
幼稚な表現で本当に分かりにくいかもしれないのですが、
山に生きるモノ達を食べたときの体がカ〜〜〜ッと熱くなる感覚とか、
海に生きるモノ達の力強さとか、生命のたくましさとか、
キノコを食べた翌日のデトックスぶりとか、
山菜を食べたときの頭がクリアになる、目が覚める様な感じとか。
いつもの食事では感じる事が少ない、あの感覚。
逆に市販の出来合いの食事をした時に感じる、
あのザラつく感じやベタつく感じは全くなく、
体がスッキリとしていく感じと、
体が自然に...というよりも
自動的にバランスをとっていっているような感じ。

お店にいると、
これって本当に食べれるの?とか、
クセがあるから絶対無理!とか、
そういうお話がツキモノです。

ならば反対に、
日々、日常的に口にいれている食べ物が安全か?っていうと、
自分達が知らないところでいろんな操作が行われていて、
それについて十分な告知がされている訳でもなく、
深く考えてない事も多いのではないかなぁ?と思う事もあります。
ちょっと考えるとおかしな事がいっぱいあるのに、なかなか気付かない。

食材が持つ栄養価の低下が深刻になって来ている現状を知らずにいる方も多く、
カロリーは高いのに栄養がないということは、
食べても食べても本当の意味で満たされることはないということになると、
体を使って食事をするのに、それはなんだか残念だと感じます...。

生きてる!って感じられるような食事をすることが
一部の人間だけになるというのも何だか寂しいな...って思うというか。
ただ知らないだけというなら、ぜひ知って、
今よりもホンのすこーしだけでも興味も持ってくれたなら
嬉しいなと思うというか。

私は健康オタクでもなですし、長生きしたい訳じゃないです。
人間という生物が生きると言う事がとても大変なことも、
今までの人間の辿った道を振り返ればすぐに分かるし、
それならば、生きている間をできるだけ有意義に生きたいと思っているだけで...。
生を受けたときから死ぬ事が分かっているのに、
病気をしていたら時間がもったいないし、
気を病んでいたら目の前に楽しい事が起こっても素直に楽しめないし。

カーゼ・コリーニのロレンツォさんの話は、
仕方ないという言葉で片付けてしまいがちな矛盾なコトが無く、
私にとってとても心地よいものなんです。

http://lorenzocorino.blogspot.it/search/label/versione%20giapponese

何度も何度も読み返すのですが、その度に新鮮に感じてます。

だからもっと楽しく生きる為に、
美味しい食事をしたいって思う。
美味しいお酒を飲みたいって思う。

難しいけど、本当はとても単純。
単純だからこそ、難しい。

そんなお話でした。
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by gcpt | 2015-08-10 15:24 | ひとりゴト

楽しい料理と自由なワインのある草食系食堂ゴッチャポントです。ブログではディナーでお出ししている食材やお料理を中心にご紹介してます。


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