2014年 08月 10日
アルベルト・アングイッソラ
久しぶりに開けたカゼ リーヴァ・デル・チリエージョの2009。
とーっても美味しかったぁ!
「アルベルト・アングイッソラってさぁ、まだ若いんだよね。
コレから先も彼のワインが飲めるの、幸せだなぁ〜」
なーんて話しつつ、3人でゴクゴク。(笑)
エミリア・ロマーニャの作り手だからなのか、
ちょっとしっかりしたお料理が食べたくなりますね。
今、濱戸さんの仔羊が来ているので、ぜひ合わせてみたい!
2年ぐらい前かな?リヴェッラ・セラフィーノのバルバレスコと
濱戸さんの仔羊が美味しかったから、
あんな感じのイメージだなぁ〜。(絶賛、妄想中)
イタリアのピノネロの、とーっても薄っぺらなイメージだったのを、
一気にひっくり返してくれたのも彼のワイン。
初めて飲んだ2004のカゼ リーヴァ・デル・チリエージョ、
今でも覚えてる。おいしかったなー。
あ!
ピノネロのイメージをひっくり返してくれたなんて書いておいて何だけど、
品種よりも土地よりも、やっぱり「人」なんだよね。
このワインがどんな場所でブドウで作られているのか知らなくても、
もしこの味わいなら、好きになってるはずだものね。
しゃちょうのブログを読み返してみて、
2006から2009にヴィンテージが飛んだ理由を再確認。
http://vinaiota.exblog.jp/17065975/
「まだポテンシャルの大半が眠ったままのような、
閉じているワインを売ることに積極的になれなかった」
だなーんて!素敵〜っ、アルベルト!!
作ったワインをお金に換えれば、
そりゃもー、ある種フツーとされるような循環になる訳だけど、
美味しさをちゃんと伝えることに重点をおいてるアルベルト。
今できることを、今できる最大限がんばる!ってさ、
やっぱりなかなかできないことなんだよね。
先を描き、そこに到達するイメージが少なからず見えないと、
まず不安だし、そのイメージができたからといって、
人ってなかなかそこへ到達する様に、
自分を厳しい状況へと追いやる事は難しいもの。
やっぱりラクに...って、どこか思ってしまうものだしね。
雑にワインを扱おうなんて微塵も思ってないけどさ、
こういう気持ちを知ると、
「アルベルトがそうならわたしも!」と、
より大切に使おうって思える。
個々の気持ちひとつで、グルグルと、さらにいい循環になれば、
やっぱりその方がいいな。
カゼを飲みながら、そんなことを思ったのでした〜。(^^)
ワインを飲むって楽しいですね!
by gcpt
| 2014-08-10 08:38
| イタリアワイン