Remember

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アリス・ウォータースの料理原則がつらつらと書かれている中で、

「食べ物は尊いということを忘れずに」

と、最後を締めくくっている。

「いただきます」

これも感謝の意味のこもった言葉。
食材である生き物(動物も植物も)の命を絶ち、
それらの命を貰い受けた(食した)人間が、
自分の命を維持し生存することの感謝を表す言葉。

すべてに命があると頭では分かっていても、
なかなか心底からそれを思う事は難しいですね。
特に植物にそれを感じるのは、声を発しない分、
さらに難しい様に思います。

「ごちそうさまでした」

これも馳走(奔走)して、食材を集め、
もてなしてくれたことへの感謝の言葉。

今、私たちがお店でお出ししている食材は、
たくさんの方の手を通って、私たちの元へ届きます。

例えば、飼われているコのお肉ならば、
そのコが食べるものを育てる方、そのご家族、一緒に働く方達、
それを与え、そのコを育てる方、そのご家族、一緒に働く方達、
それをさばき、食肉にしてくれる方、そのご家族、一緒に働く方達、
それをウチへ運んでくれる方、そのご家族、一緒に働く方達....
と、無限に人を介している訳です。

すべてに感謝をし、食べられる事の幸せを感じ、食べる事を考えたい。
食べる事が反射的な行動にならないように。

昨日、この本を貸してくださった方とじっくりお話をしました。
その方の思う事と、自分達の思う事と、
そのどれもが夢の様な話に聞こえるかもしれないけど、
よくよく考えて、きっと夢の様な話...じゃないと思うから、
それを伝えられる様に私も頑張らないと。

そんなことを思いながら、
ちょっとモヤモヤしていた気持ちが、晴れて来た様に感じました。

私たちがひとまず目標に出来るのが30年後という、新たな目標ができました。
あとはどうやってそこへ向かうか、考えたいと思います。

何かをがんばることができるのは、とっても幸せな事ですね!
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by gcpt | 2013-08-20 09:22 | ひとりゴト

楽しい料理と自由なワインのある草食系食堂ゴッチャポントです。ブログではディナーでお出ししている食材やお料理を中心にご紹介してます。


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