リーノ・マーガ/バルバカルロ2004

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リーノ・マーガ
 /バルバカルロ 2004

まったりと染み入るこのバルバカルロ。
リーノ・マーガ氏がロンバルディアで作っているワインです。

とにかく香りが良い。
凝縮感のあるチャーミングな果実味。
そして、何より、心地よい口当たり。
軽い訳じゃないんですけど、するする〜っと体に染みて行きます。

あ、そうそう。
マーガ氏の名前より、バルバカルロというワインの名前の方が、有名かも。
ちょっとイタリアワインに詳しい方ならご存知かもしれませんね。

そもそも、ロンバルディアってどこよ?
って話もありそうですが、
北イタリアで、州都はミラノ。
ACミランとか、サッカーが好きな方はご存知かも。
ワインだと、スパークリングワイン「フランチャコルタ」の有名な州です。

ただ、うっかりフランチャコルタに気を取られていると、
きっと残念な結果になってしまうでしょうね。
だって、こんなステキなワインが存在するんですから。

私が自然派とかビオとか言われるワインに興味を持ち始めた頃、
このワインに早速、出会った訳で、
今まで飲んでいたワインって何!?って思うぐらい、
いろんな意味で、当時はびっくりしました。

2003ヴィンテージと、
ちょっと古めのバックヴィンテージを飲み比べて、
その存在の大きさに、なに?これ、なにー?ってなったのを覚えてます。

疑問ももちろん、たくさんあって。
その疑問をひとつひとつ解決して行くと、すごく勉強になったワインでもあります。
泡の意味や、ものすごい還元状態を抜けてからの美味しさとか、
ワインの1ヶ月の変化や、
何より、この優しいと感じる味わいについて。

有機だとか、ビオだとか、そんな問題じゃなくて、
もっとシンプルに。

美味しいって感じるから飲む!

そんなワインです。


今回のこの2004はグラスでお出ししてます。
詳しい事は、スタッフまでお尋ねくださいね〜。

ホックホクの顔をして「いいですよ〜ン」と言いますから(笑)。

どのワインにも言える事ですが、
ワインは自由な心で接してあげてください。
そして、このワインの良いところを沢山褒めてあげてください。

そうすれば、きっとワインも心を開いてくれるはずです。
by gcpt | 2011-03-04 07:26 | イタリアワイン

楽しい料理と自由なワインのある草食系食堂ゴッチャポントです。ブログではディナーでお出ししている食材やお料理を中心にご紹介してます。


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