アルベルト・アングイッソラ /カゼ・リヴァ・デル・チリエージョ 2004 

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アルベルト・アングイッソラ
 /カゼ・リヴァ・デル・チリエージョ 2004 

エミリア・ロマーニャといえば、トスカーナの東側。
ロンバルディアやヴェネトの南にあたる中部イタリアです。

ボローニャが州都。
あ、パスタで「ボロネーゼ」とか言うじゃないですか。
あれは「食通の都」である北部のボローニャの裕福層が、
フランス料理の煮込み(ラグー)を真似て、
贅沢に作らせたのが起源とも言われるんだとか。(wikipediaより)
エミリア・ロマーニャは美味しい食材、多いですものね〜。

そんなエミリア・ロマーニャで作られているのがこのピノ・ネロ。
ピノ・ネロはフランス語でピノ・ノワールです。


ですが!!

アルベルト・アングイッソラのピノ・ネロは、
「ピノ・ノワールらしさ」はありません!(言い切っちゃった........笑)
ブラインドなら「何か違うけど、サンジョヴェーゼ」とか、言っちゃうかも。
「バルバレスコみたい」って意見もあったみたいです。

でも、どこか「赤系果実味」を感じつつ、ん〜と頭を抱える。
サンジョヴェーゼじゃないよなぁ.........と。

そうなんです!
すごくエミリア・ロマーニャらしさを感じるんです。
凝縮した果実感と、インクを思わすニュアンス、
はっきりはしているんですが、どこか柔らかな骨格........云々。
それらが、このピノ・ネロからもはっきりと感じるのです。

アングイッソラ自身、エミリア・ロマーニャの個性を、
しっかり感じてもらえるワインを作ることを目標にしていて、
そのヴィンテージを感じてもらいたいから、
ブドウ本来の力を高めるような作りをしています。

ピノ・ネロ(=ピノ・ノワール)ってそういう品種ですよね。
ヴィンテージや土地を感じることのできる品種。
ブドウが、直接、その土地を吸い上げたように感じる品種。
それぐらいにいろんな作用を受けやすいのだろうし、
適応すれば、ものすごい力になるのでしょう。

とにかく、このカゼ・リヴァ・デル・チリエージョは美味しいワインです。
グラスでもお出しできますので、ぜひぜひ、試してみてください!


もう少し北へ行けば、トレンティーノ・アルト・アディジェや、
ロンバルディアでもピノネロのワインが作られています。
こちらの方が、本来のピノっぽさを感じるワインに
仕上がっているように思います。

それはまた、後日。
by gcpt | 2010-04-27 14:14 | イタリアワイン

楽しい料理と自由なワインのある草食系食堂ゴッチャポントです。ブログではディナーでお出ししている食材やお料理を中心にご紹介してます。


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