楽しい料理と自由なワインのある草食系食堂ゴッチャポントです。ブログではディナーでお出ししている食材やお料理を中心にご紹介してます。


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アラとチャイロマルハタ!

気がつけば、11月も9日目。今年も2ヶ月を切りました...(あぁぁ......滝汗)。

クリスマスのご予約もたくさん頂いていて、本当にありがとうございます!ご予約いただきましたお客様、クリスマスってどうしても忙しくって、さらには寒〜い時期なので、体調を整えて、当日を楽しみにいらしてくださいね♪
 

そしてそして。先日、師匠からの1回目イノシシの呼び出しを受けて出動!(笑)少し小さめの、まだあまり脂がのってませんが、味わいの良いコが到着しました〜。(このイノシシ、どう料理するかはまだ考え中です)

15日からは、本格的に猟期に入りますし、なんとなーくソワソワと、3人で緊張し始めてるこの頃です。

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呼び出しの早朝の、太陽が昇るのと同時に外気がホワホワと暖かくなる感じがとても気持よいのです!


そんな猟期直前ですが、今、面白いお魚がいっぱい入って来てます。先日の石川県からのアラ(↓)はものすごい存在感でした。

小さなアラはよく見かけますが、成魚になったアラは本当に貴重なんです!この秋から冬にかけてが旬と言われていて、大きければ大きいほど味が良いとされるお魚です。

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日が浅い間はカルパッチョで、その後、10日間ぐらい寝かせた後のソテーは、ググっと味わい深くなって、美味しすぎました...。

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もう、ここまで来るとお肉のようなんです。身の張りから力強さまでが、圧倒的な雰囲気で、この辺りの魚達の底力みたいなのを見せつけられてる様です。食べてお魚を噛んだときの弾力とか、もう、参った〜〜〜!ってなっちゃいます(笑)。


今いるのは三重のチャイロマルハタ(↓)。こちらも「超」が付くぐらいの高級魚です。

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このチャイロマルハタ、ハズレがないということで有名らしく、端っこを少ーしだけ焼きで試食してみましたが、ひゃ〜〜〜ってなるぐらいの強さがありました。(今日からカルパッチョでお出ししてます。数日後にはソテーもいけると思います!)この辺りのお魚はまるでお肉の様ですね!

(お魚って、時々、どうしようもないハズレというのがいるらしいです。それは捌いてみないと分からないらしく、ウチのシェフも、数回、遭遇している様です。ワインのブショネと似てますね...)

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上がチャイロハルハタ、下はイシダイ。自家製のカラスミを乗せて、一緒に召し上がって頂いてますが、噛んだ時の、歯にまとわりつくぐらい身が強くて、噛めば噛むほど甘みが増す...って、もう、何て魚なんでしょうねっ!!

アラもチャイロマルハタも、クエと同じ「ハタ科」の仲間なのですが、なかなか知名度が無いのが寂しいですね〜。でも基本「〜ハタ」と付くお魚は本当に楽しいお魚が多く、身近な所だとキジハタとかになるのかなぁ、少し寝かせてあげるとしっかり身が解れ美味しくなるので、大好きなお魚です。

こんなステキなお魚たちをしっかりと見極めて、処理して、届けてくれて...って、お魚屋さんの中村くんに本当に感謝です!


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この辺りのお魚の力強さにはフリウリのワイン、特にヴォドピーヴェッツがピッタリきます。筋繊維の間に入り込んで、一緒になって美味しくなって、さらには誤摩化されない、本気な感じなのですが、その奥には優しさのあるヴィトフスカ。この力強いお魚達をしっかりとまとめあげてくれるステキなワインです!


ちょっぴり力説気味な内容になってしまいましたが、アラもチャマルもなかなか扱える食材ではないので、しっかりとお伝えしたくなっちゃいました。またこういう機会に恵まれる事を祈りつつ...。

もしウチでこの辺りのお魚を見たら、ぜひぜひ、頼んでみてください。美味しいお魚は、美味しいお肉以上に貴重な、そして存在感のある美味しさですからねっ!!







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by gcpt | 2017-11-10 08:46 | お料理(食材)のコト