楽しい料理と自由なワインのある草食系食堂ゴッチャポントです。ブログではディナーでお出ししている食材やお料理を中心にご紹介してます。


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クマとマッサヴェッキア!

あー、目の下のクマじゃないですからね。(時期的にもw)
熊のクマです!

先日から、長野の下伊那から届いたツキノワグマのラグーソースを、
手打ちパスタでお出ししてます。

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月の輪熊。
そう聞くと、ものすっごくクセのあるお肉を想像される方が多いのですが、
実はとてもキレイなお肉なんです。
赤身の部分は、ただただ健やかな味わいで、
脂は融点がとても低くサラサラしていて口の中ですーっと無くなります。

そして、何故かものすっごく大根と合うんですよねー。
なんだろ?もうその絶妙っぷりったらないんです。(笑)

先日、お店にお越し下さったお客様が熊が実家から送られて来ると仰っていたので、
その調理法を聞いていたのですが、やっぱり大根がイチバンだと!
うわ〜、やっぱり〜!?なんて感じで、
その時のお話も、とても楽しかったです。

今では可愛いイメージのクマですが、
熊の生態を知るととても怖いなーって思ったりして。
でも、昔の人たちはそれと共存して来た訳で、
マタギと呼ばれる方達のいる村は熊を仕留めればお祭りになって。
熊肉には身体を温める効果があり滋養効果が高いとくれば、
寒い冬の贅沢なお肉だったんだなーと思う訳です。

実はわたし、少し前まで中華料理で熊の手が使われるぐらいしか
熊の知識は無かったのですが、知れば知るほどに奥が深く深く深く....。
知る事が面白い!というよりは、
心して食さなければ!と想う気持ちが強くなりました。

何はともあれ、やっぱり熊はとても美味しいお肉です。
ぜひ、いろんな方に食してもらいたい!ということで、
今年はパスタでご用意させて頂きました。

来季からはメインでもお出しできたらいいのにな....と思いつつ、
だから、もっともっとシェフには勉強してもらわないと!!

そうそう。熊と合うワイン。
いろいろ試したのですが、マッサヴェッキアでした。

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なんだろー。
熊が、内側からわき上がる様な力のある味わいだから、
マッサヴェッキアの様なワインに合うのかな?

あの熊の力強さと「共にある」ってイメージでしょうか。
寄り添うって感じじゃなく、
どちらもお互いを尊重している感じでどちらもが凛としているんですよね...。

なんだかとっても不思議でした。
そうなる運命!って思うぐらいでしたから。
なんだか、すごいなぁー....と、圧倒されました。

ちなみに合わせたのは、ラ・クエルチョーラです。
(2005も2008も、どちらも良さがありました!)


さて。
今年もあと僅かですね。
体調が悪いってお話も良く聞くので、
寒い日が続きますが、温かくしてお過ごしくださいねー!
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by gcpt | 2014-12-24 17:04 | 日々の出来事