2012年 04月 13日
ダヴィデ・スピッラレ/ビアンコ・ルーゴリ 2010
ちょっと前にダヴィデくんのワインを初めて飲んだのが、
たしか2007年のビアンコ・ルーゴリだった気がします。
2007年のルーゴリの染み込んでくる様なあの感じを覚えてて、
毎ヴィンテージがすごく気になる作り手さんなのです。
そんなダヴィデくん。
12月のヴィナイオッティマーナにも来てくれてました。
(しゃちょうのブログから引用↓)
http://vinaiota.exblog.jp/17021633/
とにっかくシャイ。
盛り上がる諸先輩方の中、ニコニコしていつつも、
自分からワーっとなることはない。
15生産者の影にすっぽり隠れてました。
そんな中、東京会場で私たちのニョッキを
「食べたい」と、ブースまで来てくれ、
食べた後にルーゴリ2010にサインを入れて、
「おいしかった。これ飲んで!」って持って来てくれたんです。
なんだかバタバタと忙しく時間が過ぎ、
ワインを飲むヒマがなかった私たちには、
とっても嬉しいプレゼント。
その時の彼の笑顔は、ハニカミながらもとっても素敵でした!
彼はまだ、24歳。
あ、ヴィンテージと年が......(笑)。
ブログの中のしゃちょうじゃないですが、
自分が24歳の時に自分がやっていたことに対し、
ちゃんと責任や自信をもてていたかな?って考えると、
私自身、全くもってダメな人間でしたから、(今もですが....)
ダヴィデくんは、やっぱりすごいですよね!
謙虚だし、真面目だし、
でも、きっと自分のやっていることに対しての迷いはないと思うんです。
方向は見えているけど、きっとまだ、
そこまでの自信が無いから踏み込めないだけで。
だから、応援したいなって、
美味しいよ!って言い続けたいなって思います。
このビアンコ・ルーゴリ2010。
昨日、トマトソースのパスタと一緒に頂きました。
(丹下くんのトマトだけのトマトソース!エヘヘ〜♪)
ダヴィデくんと同じく、ガツガツはしてませんが、
味わいはやさしーく染み込んで来て、
でも酸はキリっとしてて、引き締めてくれる。
癒されましたー。
でもね、後味に強さがあるんですよ。
これがね、なんだか決意表明みたいに思えるというか。
まだまだオレ、前面に全てが出てないッス!みたいな。
心の奥を隠してる感がある。
もう、正直、母親な気分です。
1年1年、成長を共に感じられると、母もがんばらなー!って思うし、
ものすごく前向きさせてもらえます。
母は、その子が頑張っていることを感じていたいんですよね〜。
今のフレッシュなのもいい感じですが、
これから、時間と共に変化する感じも体感したい!
時間が経つと、いろんな表情が見えてくる気がしてます。
あ、そうそう。
彼のメルローも美味しいんですよ!
ちょっぴり清涼感のある、果実味が爽やかです。
この暑い東海地区の夏には、
ぴったり来そうなダヴィデくんのビアンコ・ルーゴリ。
私もこの夏、たくさん、飲みたいなぁー!
by gcpt
| 2012-04-13 09:24
| イタリアワイン