ダヴィデ・スピッラレ/ビアンコ・ルーゴリ 2010

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ちょっと前にダヴィデくんのワインを初めて飲んだのが、
たしか2007年のビアンコ・ルーゴリだった気がします。

2007年のルーゴリの染み込んでくる様なあの感じを覚えてて、
毎ヴィンテージがすごく気になる作り手さんなのです。

そんなダヴィデくん。
12月のヴィナイオッティマーナにも来てくれてました。
(しゃちょうのブログから引用↓)

http://vinaiota.exblog.jp/17021633/


とにっかくシャイ。
盛り上がる諸先輩方の中、ニコニコしていつつも、
自分からワーっとなることはない。
15生産者の影にすっぽり隠れてました。

そんな中、東京会場で私たちのニョッキを
「食べたい」と、ブースまで来てくれ、
食べた後にルーゴリ2010にサインを入れて、
「おいしかった。これ飲んで!」って持って来てくれたんです。

なんだかバタバタと忙しく時間が過ぎ、
ワインを飲むヒマがなかった私たちには、
とっても嬉しいプレゼント。

その時の彼の笑顔は、ハニカミながらもとっても素敵でした!


彼はまだ、24歳。
あ、ヴィンテージと年が......(笑)。


ブログの中のしゃちょうじゃないですが、
自分が24歳の時に自分がやっていたことに対し、
ちゃんと責任や自信をもてていたかな?って考えると、
私自身、全くもってダメな人間でしたから、(今もですが....)
ダヴィデくんは、やっぱりすごいですよね!

謙虚だし、真面目だし、
でも、きっと自分のやっていることに対しての迷いはないと思うんです。
方向は見えているけど、きっとまだ、
そこまでの自信が無いから踏み込めないだけで。

だから、応援したいなって、
美味しいよ!って言い続けたいなって思います。


このビアンコ・ルーゴリ2010。
昨日、トマトソースのパスタと一緒に頂きました。
(丹下くんのトマトだけのトマトソース!エヘヘ〜♪)
ダヴィデくんと同じく、ガツガツはしてませんが、
味わいはやさしーく染み込んで来て、
でも酸はキリっとしてて、引き締めてくれる。
癒されましたー。

でもね、後味に強さがあるんですよ。
これがね、なんだか決意表明みたいに思えるというか。

まだまだオレ、前面に全てが出てないッス!みたいな。
心の奥を隠してる感がある。

もう、正直、母親な気分です。
1年1年、成長を共に感じられると、母もがんばらなー!って思うし、
ものすごく前向きさせてもらえます。
母は、その子が頑張っていることを感じていたいんですよね〜。


今のフレッシュなのもいい感じですが、
これから、時間と共に変化する感じも体感したい!
時間が経つと、いろんな表情が見えてくる気がしてます。


あ、そうそう。
彼のメルローも美味しいんですよ!
ちょっぴり清涼感のある、果実味が爽やかです。


この暑い東海地区の夏には、
ぴったり来そうなダヴィデくんのビアンコ・ルーゴリ。

私もこの夏、たくさん、飲みたいなぁー!
by gcpt | 2012-04-13 09:24 | イタリアワイン

楽しい料理と自由なワインのある草食系食堂ゴッチャポントです。ブログではディナーでお出ししている食材やお料理を中心にご紹介してます。


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