料理男子

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「料理男子」なんて本があるんですね〜。
最近は、料理が上手な男性も増えてますものね。

お店でも、どうやって作るんですか?って、
男性から質問される事が、結構、頻繁にあります。


そんな「料理男子」の中に、ちょっと面白いワインの話が載ってます。

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beautempsの石井さんの記事。
数ページに渡っての石井さんワールド。

普段、よく思う事が書いてありました。
伝えたいなぁって思う事とかも、分かりやすく。

例えば、ヴィンテージなんて関係ない、とか。

よく、これはどういうヴィンテージ?
なんて話になりますが、
正直なことを言ってしまうと、本当に関係ない。

良い作り手さんは、しっかりとブドウと向き合っているから、
恵まれたヴィンテージはもちろんですけど、
恵まれなかったヴィンテージでも、ちゃんとワインを美味しく仕上げてくれます。

イタリアで言うと、2001年は素晴らしい年。
だけど、2011年という現在でも、
ワインが堅くて本領発揮できてないものも多々、見られます。
高価なワインに成ればなるほど、その傾向が強く、
長期熟成に向くようになっていることもあって開けるのがコワい。

一方、2002年はあんまり恵まれなかった年。
作り手さんはみんな、すごくすごーく苦労していたみたいだけど、
同じように1年、しっかり向き合ったブドウを無駄にしないように、
一生懸命、頑張ってくれるから、
早くから美味しく飲めるワインがたくさんありました。

よい作り手さんは、
ちゃんとその年をワインで表現することができるのですよね。

ってことは、毎年毎年、全く同じ味わいではないってこと。

ってことはですよ。
1回飲んだからって、その作り手さんを制覇した事には、
ならないってことです!

いやー、楽しすぎます(笑)。

しかも。
毎年毎年、作り手さんも成長します。
毎年楽しむ事によって、その成長も、ジワジワ伝わってくるんです。

大好きな作り手さんがいたら、その人がワインを作ってくれる限り、
毎年の楽しみができるってもんじゃないですかー。

丹下くんの茄子が、待ち遠しいのと同じ、
渡辺くん家の銀杏が、待ち遠しいのと同じ、
毎年仕込むカラスミが、待ち遠しいのと同じなんですよね。

そんな感じの事が、私の文章の様に暑苦しくなく、
さら〜っとサワヤカに読みやすく書いてあるのが、この記事です(笑)。


興味のある方は、ぜひ!
石井さんの情熱とともに、ワインを好きになってもらえると思います♪
by gcpt | 2011-10-29 08:44 | イタリアワイン

楽しい料理と自由なワインのある草食系食堂ゴッチャポントです。ブログではディナーでお出ししている食材やお料理を中心にご紹介してます。


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