最近飲んだイタリアワイン/覚書編(4)

ちょこちょこと飲んでいるせいか、
ブログの更新時には、大量にたまっていたりして(笑)。
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 アルボレウス 2004 / パオロ・ベア

醸造に関しては、
いろんなことが色んな所で説明されていると思うので、
ここでは省略しますが。

とにかくスゴかったです!
昔、お風呂屋さんで飲んでいたリンゴジュースのような、
麦のようなニュアンスがあったり、
旨味があってミネラリィで、だけど濃すぎず、いい感じでした。

こういったタイプのワインは、
最初からワインの調子が良いことがあんまりなかったりもするのですが、
このアルボレウスは最初から状態が良く、
飲んでいて閉じた感覚もなく、状態がよかったこともあり、
本当に美味しかったです。

また、飲みたい!!(でも売ってないぃぃぃ〜.....泣)

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 左:スメリーリョ・サンジョベーゼ 2006 / バラッキ 
 右:ピガート 2008 / ドゥリン

どちらもいいワインでした。
ドゥリンは、今度、おすすめで使いますので、コメントは、その時に...。
ガブガブ飲み進む白ワインでした!

スメリーニョを飲んで、なんとなく思い出したのが、トリンケーロのワイン。
素直な果実味が、そう思うわせるのかもしれませんね。

酸もしっかりとして、味わいも豊か。
香りも言うこと無くいい香りで、飲み進んじゃいます(笑)。
サンジョヴェーゼとしては、アッシジ・ロッソ(ウンブリア)に近い印象を受けました。
でも雑さはなく、本当に美味しかったです〜。

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 ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2005 / イル・コッレ

今回のロッソ、若干の発泡が感じられ、
最初の還元香もちょっと強めでした。
とはいえ、飲み進むにつれ取れて行く程度のものです。
そのうちに、本来の果実味が顔を出します。
フレッシュに感じる果実味と、
2005ヴィンテージのワインに良く感じる骨格があります。
まだ、青い若い香りを感じました。

美味しいとは思いますが、
もう少し果実味が欲しかったかなぁ。

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 モンテファルコ・ロッソ 2004 / アンターノ

1本目がブショネで、再度チャレンジ!
2本目は状態が良く、一安心でした。

モンテファルコらしい、しっかりした骨格の中に、
何日もかけて飲んで行くにつれ、解れいてく果実味がありました。
3、4日目から、本領発揮!と言わんばかりに美味しくなり、
結局は1週間以上、楽しんだことになります(笑)。
いいワインだなぁと、最後の1滴まで頂きました!

ベアのモンテファルコも美味しいですが、
アンターノのいいですね〜。
サグランティーノ・ディ・モンテファルコも飲んでみたいと思いました。

インポーターさんに、
畑とその他の場所でのギャップがすごい!と聞きましたが、
風貌からは想像がつかないぐらい、畑では真面目なんだそうです。

最近は、若い作り手さんが活躍しているのをよく見ます。
日本でも、イタリアでも、頑張っている方たちには力強さを感じ、
また、その力を分けてもらえるような気さえします。


...................そんなこと、思うようになったのは、年のせいかしら(笑)。
by gcpt | 2009-08-14 15:49 | イタリアワイン

楽しい料理と自由なワインのある草食系食堂ゴッチャポントです。ブログではディナーでお出ししている食材やお料理を中心にご紹介してます。


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