ダヴィデ・スピッラレ/ビアンコ・ルーゴリ2007

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先週、入り口の花壇をキレイにしました。
これは、ブラックベリー。
この他に、ラズベリーやプラックカラントも植えました。
葉の植物がグングン伸びてくるのを見るのも楽しみですが、
実がなるのも、やっぱり楽しみです。

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これはバジル。
毎年、バジルのフォカッチャを作るのに、すごく重宝します。
去年は木のようになるまで、立派に育ってくれたのですが、
今年はどうでしょうか!

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これはミモザ。
小さな黄色い花がかわいいです。

春を感じます〜。


こうやって、どんどん暖かく春めいてくると、
白ワインが恋しくなりますね。
しかも、こってりしたワインより、
少し軽めで旨味のあるスルスル〜っと飲めちゃう感じ。


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ダヴィデ・スピッラレ/ビアンコ・ルーゴリ2007

これは、私の中で「春ワイン」です。
軽やかな中にしっかり味があり、でも飲み心地が抜群に良くて、
軽めの食事にも良く合います。
これを飲みながら、前菜をチョコチョコつまんで、
お友達と新生活の報告会....なんて、贅沢ですね〜(笑)。

しかも、この作り手「ダヴィデ・スピッラレ」は、
まだ20歳という若さ。
ファーストヴィンテージのワインながら、
この完成度の高さに、本当にびっくりです。

それもそのはず!

ダヴィデ・スピラッレは、
イタリアの自然派の代表的存在でもあるラ・ビアンカーラが所有する畑の
本当に ごくご近所の家の少年。畑的にも家も、
ラ・ビアンカーラのアンジョリーノの家とはご近所さんなのです。
ダヴィデくんの父とアンジョリーノが知り合いで、
アンジョリーノ の次男のアレッサンドロと農業学校時代の同級生。

そりゃ〜、ラ・ビアンカーラの影響を受けてもおかしくないですよね。
ダヴィデくんのこのワインの出来も、納得!という感じです。

しかし、若いダヴィデくんの試行錯誤は、きっとこれからなんでしょうね。

私たち飲食業も同じです。
やっとの思いで自分のお店をオープン。
お客さんも来てくれ、満足!

.........と、ここで満足しきってしまっては、何にも成長しないのですから。

2年、3年......、10年、20年.....と長く続けるには、
日々の勉強、努力が必ず必要となってくるのだと感じます。
しかも、長く愛されるには、もっともっと「何か」が必要なのです。
今のような時代になり、続ける事の難しさを、ひしひしと感じます。

私も日々、勉強!と、自分でできる事を探しては、
身になるように...と思ってます。

シェフもそうです。
好きなのもあるでしょうけど、
やっぱり心配性で努力型の人間のようです。
ほとんど、料理が人生のような人ですので、
毎日のように、あ〜でもない、こ〜でもないと考えては失敗...、
そして、たまに成功してます(笑)。

続ける事の難しさを、感じつつも、
いいスタッフに支えられている私たちは、幸せかもしれないですね。
柴田さんも近藤さんも、私たちの「ワガママ」に付き合ってくれ、
本当に良く頑張ってくれてます。

10年前、お店をオープンした年の事を思い出し、
今まで一緒に頑張ったみんなに感謝しつつ、
柴田さんと近藤さんに感謝しつつ、
今年もがんばろうと思えた春の「ダヴィデワイン」。

毎年、飲めたらいいなぁ....。
by gcpt | 2009-04-13 10:25 | イタリアワイン

楽しい料理と自由なワインのある草食系食堂ゴッチャポントです。ブログではディナーでお出ししている食材やお料理を中心にご紹介してます。


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