ブラケット"アキッレ"2006/イル・ブオンヴィチーノ

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ブラケット"アキッレ"2006
   /イル・ブオンヴィチーノ

ペシコさんで買ったイタリアワイン。
ずっと、気になっていたけれど、
なんでかな?どうにもこうにも、てを出せなかったワインなのです。

コレ、視覚と嗅覚、味覚がどんでもなくズレます(笑)

色をみると、中心部分が濃いです。しかも、赤というより茶色。

でもグラスに口を近づけけると、
バラのような、白ワインのような香り。

ん〜?なんだ、なんだ?と口を付けると、

あれ??あれれ?これ、赤ワインだ!
ちゃんと余韻もあるじゃないっ。


........まとめると、

色は濃いめなのに、香りは白ワイン。
でも、味わいは赤ワイン。余韻も心地よい!

花のような、赤いスパイスのような、
なんとも魅力的な味わいに、ギュっと掴まれちゃいました。


これ、ンま〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜いっ!
(1日目にして2杯消費......)

2日目、3日目、結局5日目にも少し飲んだのですが、
徐々に変わって行くながらも、飲める美味しさのあるワインでした。

なんで、私、1日目に2杯も飲んでしまったのか!!!(後悔っ)

カーゼ・コリーニのロレンツォ博士が指導しているというのも、
うんうん!そうだよね、そうだよね〜!と頷ける味わい。
賛否両論だとは思いますが、
どぶろくのような(地酒のような)味わい、
こぼれ落ちるような感覚になる果実っぽさ、旨味、
私には、そのあたりのニュアンスがたまりません。
なんだか、複雑に積み重なった味の厚みを感じるのです。
奥の方まであるというか、なんというか。
ん〜、なんて言えばいいのやら(笑)。

ブドウの栽培には
農薬や除草剤などを一切使用せず、
醸造はすべて 野生酵母での発酵。
そして瓶詰めの際にも2酸化硫黄を一切使用してい ない。

とのことですので、
この辺りをご理解いただける方には、
本当におすすめの1本になると思います。

............が!
もう在庫ナシとのことで、ざんね〜んっ。

また、いつか出会えたらいいなぁ、と思うワインでした。
by gcpt | 2009-04-07 11:07 | イタリアワイン

楽しい料理と自由なワインのある草食系食堂ゴッチャポントです。ブログではディナーでお出ししている食材やお料理を中心にご紹介してます。


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